「所作を稽古する」
2015年3月1日
「所作とて するとてするにあらず 仕草はこころのあまりにして」とは、
坂田藤十郎丈の御言葉でございますが、
所作を大切にすると、載せる言葉よりも真っ直ぐにこころを伝えることができるものです。
日常でも丁寧にしたいですね。
こちら「夢の酒」 曽根巣家落花生 お稽古でござんす。
ホストか場末のクラブかいなという感じですが、
夢の中でお酌してくれる御新造さんの所作をお稽古してるんでござんす。
体ひとつで語り紡ぐ落語にとって、指先ひとつ、肩の角度ひとつの所作も、
大事な語り部となるのです。